どのご家庭でも我が子にはすくすくのびのび育って欲しいし、やりたいことはなるべくやらせてあげたいと願うと思います。
同時に、その子の可能性を広げるために習い事もやらせたい。語学や音楽は早い方がよいと言われるし、水泳やバレエだって長くやるだけ上達しそう。学習塾だって行くに越したことはないし、字もうまくなるといろいろ便利そうだから書道教室も、とか。
お子さんが小さいときは自分でなかなか情報が集められない分、親がリードしないとなかなか習い事(に限らず趣味的な遊びも)を始めることはできません。
でも親としてはその子がどんな可能性を持ってるかわからないから、良さそうなものはなんでもやらせたいし、自分が憧れてたものに興味を持ってほしいと願いますよね。何を選ぶかは当然ご家庭によって違います。
親としては子どものためを思っての始めさせた習い事でも子どもにはそんなことは関係ないので、嫌いになったり興味がなくなればやめたがります。でも親としては続けることのメリットがわかるから続けさせたい。
ここで「すくすく子育て」との葛藤が起きそうです。
わたしはこういうときにはスパッとやめさせるべきだと考えます。例えそれが将来役に立つだろうと思われることであっても。無理に続けても身が入りませんし、ほかのやりたいことに時間を使った方がよほど有意義だと思うので。
スーパーIT高校生として有名なTehu君は幼少期に様々な習い事をさせられたそうですが、ご両親はTehu君が向かないと思われるものは無理に続けさせることはしなかったそうです。その分、向いていると思われること(本人が好きなこと)に注力したとか。その結果(元々の才能もあったでしょうが)中学時代にランキング上位に入るiPhoneアプリを開発しデザイナーやプロデューサーとしても活躍しています。※参考:wikipedia
親の役目は子どもにとって最適な方向に進むための環境(選択肢)を与えることかもしれません。始めるきっかけを与えて、その後に続けるか止めるかは本人に決めさせる。
でも実際に自分がやらせたいことを子どもに拒否されたらちょっと説得してしまいそうですが。。。
習い事の目的は何なのかを意識しないとだめですね。子どもの可能性を広げるっていうのはなるべく親が強制しないことなのかもしれません。
2014.03.06子育て

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