育児に参加する男性をイクメンと言うなら、かなりの数のイクメンを見かけるようになりました。でもママたちが満足するほどの育児参加をしているかというとどうでしょう。「うちのパパは100点満点のイクメン!」というご家庭は多くないですよね。でもわたしはそれでいいと思っています。各家庭の事情もありますし、さらには日本のお国柄、会社事情、個人の性格などさまざまですから、ムリに北欧のようなトップレベルのイクメンを目指す必要はありません(専業主夫は除きます)。
イクメンが多い国にはイクメンのための環境がある
例えばイクメンという言葉がないほどに男性の育児参加が当たり前の北欧では、男性の育児休暇取得が保証されていたり、育児休暇取得に伴うボーナスまで用意されていたりする国もあります。そんな国々と比較しても太刀打ちできないし、そういうイクメン文化のある国は世界ではまだ少数です。
日本は(しばらくの間)変わらない
北欧というよいお手本があるので目指す方向性はイメージしやすいものの、企業文化や国の制度はすぐに変わらないので、すぐにはイクメン国家が実現しそうにありません。毎日家族で食事できる時間に帰ってきて、家計もしっかり支えて休日もしっかり取る、のは理想ですがまだまだ時間がかかりそうです。
絶対時間よりも相対時間
北欧とイクメン度を比べたとき、絶対時間ではかないませんが、相対時間なら日本も負けません。「仕事以外の時間の何%を育児に使っているか」を基準にすると、たぶん日本のイクメン度は世界トップクラスです。パパも育児の時間が取れなくとも申し訳ないと思う必要はないし、ママもパパが少しでも育児に関わったら労うくらいがちょうどいいです。パパがママに感謝するのももちろん必要です。
ご自身で育児を頑張ってると思うなら、育児時間に関わらず胸を張ってイクメン宣言しましょう。
2013.12.18子育て

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