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2016.04.20文化 ,時事

参考:観光庁 訪日外国人旅行者数・出国日本人数の推移

観光庁が公表している情報によると、2015年に日本を訪れた外国人は年間で1900万人を超えています。

2013年12月にこのブログで「外国人観光客が1000万人に」という記事を書いていますので2年ほどでほぼ2倍になっていることになります。

2011年から毎年200万人ずつ来日数が増加していますが2014年から2015年にかけては一気に600万人増と世界の日本への関心の急速な高まりを感じますね。日本のテレビ番組でも来日する外国人に焦点をあてたものが目立ちますし、弊社のオフィスがある鎌倉でもあるので外国人を多く目にします。 一方で2015年に日本から海外に旅行したのは1600万人ほどと、上記表中の13年間のうち下から4番目の少なさです。若者の海外旅行離れを指摘した記事を見たことがありますが、若者に限らず日本人全体が海外に行かなくなっているのかもしれません。

来日する外国人の内訳を法務省のデータ(月別)で確認してみました。参考:法務省 出入国管理統計統計表

2016年2月の数字を見ると、もうアジアからの来日数が圧倒的です。再訪を含む人数ではアジアが160万人強、アフリカが2,500人弱、ヨーロッパが約87,000人、北米が約90,000人、南米が8,100人ほどと、それこそ桁が違います。しかもゼロ2つ。

アジアをさらに細かく見ると、韓国、中国、台湾の順に多く、香港、タイと続きます。

もはや自分は海外に行かない(興味がない)から英語(外国語)は不要とは言ってられない時代も近そうです。自分で話すかスマホなどの機械を使うかはともかく、外国語・外国人との距離はどんどん身近になりますね。

自分で外国語を話そうとすると、外国人の出身国の数だけ外国語を理解するのはほぼ不可能なので、まあふつうに考えると英語を使うことになります。来日する外国人も日本語を多少は話せてもほとんどの外国人が日本語より(非英語ネイティブを含めて)英語ができるという状況でしょう。

外国人が増えることでどんな日本人に英語が必要になるのか考えると、公共交通機関やタクシー、観光地に携わる方は言わずもがな、広い意味では居酒屋やコンビニで働く方も該当します。

となると、高校生や大学生がバイトするにも英語が必要になる、もしくは採用時に有利になりますね。

中学や高校で「使える英語」を学習する方向に進んでいますが、もしかすると「バイト先で必要になる」というかなり大きな英語学習へ動機付けになるかもしれません。

子どもを含む若い人ほど、とりあえずは英語に慣れていたほうがよさそうです。