仕事がら英語を話す機会も多いのですが、日本語を話すときと英語をは話すときでは自分の性格がちょっと違う気がしています。
たぶん英語を使っている時のほうがややおしゃべりです。母語である日本語よりも表現力が乏しいために、かんたんな単語を多く使うことで言いたいことを伝えようとするせいかもしれません。
同じように思う人も結構いるようで、「言語 性格 変わる」というワードで検索するとわたしと同じように言語によって性格が変わると感じる方が結構いましたし、ロイターでは言語と性格についての研究結果が記事になっていました。
参考:REUTERS ‘Switching languages can also switch personality
ちょっとしたなりきり?
記事によると、バイリンガルでも複数の文化的背景を持つ人の方が、一つの文化的背景を持つ人よりその性格の変化が顕著だったとのこと。それぞれの人がもつ、言葉や文化へのイメージがその言葉を扱うときの人格形成に影響しているのかもしれません。情報が多いとより具体的にイメージできますからね。
言語ごとに異なる脳の領域を使うから?
モノリンガルとバイリンガルの脳では、その使用領域に違いがあるという研究結果もあります。違う部位を使うから人格も若干違いがでる、というのはなかなか説得力がありますね。ただ、バイリンガルの方々の会話を聞くと、日本語を話していたかと思うと突然英語に切り替わることがままあるようですが(単語レベルでなく文法もまるごと)、このときの脳は瞬時に違う領域を行ったり来たりしてるのか気になります。
「自分探しのために旅をする」といいますが、言語によって性格が少しでも変わるのであれば、違う言葉を必要とする環境に身をおくことで新な自分を見つけることは十分にあり得ることなのかもしれませんね。
2013.12.27文化

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