THE WALL STREET JOURNAL日本語版の記事によると米国で幼少期からの2か国語教育が人気とか。
今後外国との貿易が増えることに伴い、英語に加えてスペイン語や中国語、アラビア語ができると仕事でのチャンスが広がると考えられていることが人気のひとつのようです。
別の理由として、
英語と第2言語の両方で授業をするクラスに着目した。クラスには英語を第1言語にする生徒と、そうでない生徒の両方がいた。研究の結果、このクラスの全ての生徒の読解と数学のスコアが、2カ国語教育でないクラスのそれを上回っていたことが分かった。スコアは、人種や社会経済的な地位にかかわらず、上回っていたという。
さらに、第2言語での集中教育を行う小学校の校長は
生徒たちの思考や分析の仕方は、単一言語教育の学校のそれよりしっかりしている
とも話しています。
もちろんこれだけで「2か国語での教育が単一言語でのそれより優れている」とは言えませんが、そういう結果の出ている学校がある、ということを考えるとやはり気になるニュースですね。
複数言語に触れることは認知症の予防や脳梗塞からの回復にも影響があるとの研究もあるようですし、仕事や旅行とは別の「健康」あるいは「能力開発」としての外国語教育は今後注目です。
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2016.04.05時事

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