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2016.04.19時事

いまや多くの研究によりバイリンガル教育の効用が明らかになっていますが、本日のアメーバニュースにもバイリンガル教育のもたらすメリットについて書かれていたのでご紹介します。

参考記事:【赤ちゃん】世界中でブーム!? バイリンガルの方が脳が発達していることが判明

記事によれば、2カ国の言語を聞いている赤ちゃんは語学力だけでなく認知能力にも優れていることをワシントン大学の研究が明らかにしたとか。この情報については真新しさは感じませんが、

幼児期からのバイリンガル教育は、母国語に影響がでるのではと危惧されることも多いのですが、この研究では、バイリンガル環境の子どもも、母国語に対して、単一言語環境の子どもと全く同じ感受性を持って母国語を学んでいる、すなわち二カ国語を学ぶことによって母国語がおろそかになるという心配はないという結果が出ています。
この報告に安心する方もいるんじゃないでしょうか。

わたしはバイリンガル話者と話す機会がありますが、みなさんとても聡明で母国語が疎かになるどころか、複数言語を操ることで貪欲に自分の世界を広げている印象を受けることが多いです。

記事ではバイリンガルは記憶力、問題解決力、情報処理能力、注意力などに優れるとしていますが、わたしが特に気になったのはこれらに加えて「発想力」「共感力」も優れているとされること。

単一言語で表現できない概念や、文化の違いを許容する土壌に影響するのでしょうか。

いずれにせよ、子ども向け外国語事業に携わるものとして嬉しくなるニュースでした。

関連記事:米国で2か国語教育が人気とか。