英語ができたほうが思っていても、実行に移すことはなかなか難しいです。仮に英語を学び始めてもなかなか続かないことも少なくありません。
モチベーションが持ちにくいのはなぜでしょう?たぶんそれは「目標となる人がいないから」です。
憧れの◯◯◯
例えば野球を始めるにしても歌を好きになるにしても、そのきっかけは「◯◯に憧れて」というのが多いはず。最近だとお金持ちになった起業家に憧れてプログラミングを学ぶ、というのもあるかもしれません。でも「英語を話す」ことに限ると、「◯◯みたいになりたい!」というケースはあまりないように思います。
周りにいない
なぜなら周りに英語を話している人が圧倒的にいないから。両親が会社で使うことはあるかもしれませんが家庭でそれを使うことはないでしょうし、あったとしてもそれは憧れの対象にはなりにくい。もし海外旅行でバリバリと英語を使って外国人と会話する場面なんかあれば「パパかっこいい!」なんてなるかもしれませんが誰にでもあるケースではありません。
ロールモデルになるべきは先生
じゃあ誰が憧れの対象になり得るか考えると、それはやっぱり学校の先生だと思います。これは英語に限ったことではないですが、「その教科を教えることを通じてそこから広がる世界を教える」ことができる先生がよい先生だと思います。英語であれば英語ができることでどんな世界が見えるのかを伝えられるのがよい先生です。
英語教育の早期化を国として進めるようですが、早くに始めることは素晴らしい一方で、それだけでは不十分だと思います。なぜ英語を学ぶのか、英語を学ぶとどんなことができるのか、をしっかり伝えないと英語を学ぶ動機が生まれません。まして小学生ならなおさらです。
英語を使って世界を旅して、各国での思い出話なんかを話してくれる先生なんかよさそうですね。我が子がもし教わるならそんな先生がいいなぁ。
2014.02.06語学学習

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