「映画を英語字幕で観る」っていうのは英語学習においてよく聞くアドバイスですよね。
たしかに英語を聞きながら英語字幕を読むっていうのは特にリスニング力を鍛える上で効果的だと思いますが、慣れてきたらあえて日本語字幕で観ることをおすすめします。
日本語字幕の効果
日本語字幕をおすすめするタイミング(レベル)の目安は映画内の英語が50%くらい聞き取れるようになった頃です。英語として単語は聞き取れる状態です。
単語は聞き取れてもその意味がわからないことってありますよね。それを日本語字幕で補います。
もちろん字幕は意訳なのでドンピシャな訳になっているとは限りませんが、ニュアンスとしての理解には役立ちます。
字幕で確認するメリットはその即効性です。「聞き取れたけどどういう意味だっけ」というタイミングですぐ画面でその意味が日本語で確認できるのでとても便利です。
デメリットは単語レベルで聞き取る必要があるという点。セリフの中で意味がわからない単語を認識しなければなりません。
初心者は英語字幕がおすすめ。でもその前に語彙力アップ必須。
一方で英語初心者の方はセオリー通り英語字幕が効果的です。
ただ、闇雲に英語字幕で映画を観てはダメです。英語音声で英語を読むっていうのはかなり疲れるので、いきなりこれをやると苦痛です。何度か観たことがあって、ストーリーがある程度わかる映画であってもつらいと思います。
英語字幕で観る前にやるべきは語彙力アップです。英語字幕を読んである程度意味がわかるようになるためです。わからない単語が出るたび映画を止めて調べるっていうのはたとえスマホを使って調べるとしても現実的ではありません。
法律系や医療系の作品でなければ難しい単語はそれほど使われていないので、基礎的な単語をしっかり身につければOKです。
映画の音声で(意味が思い出せなくても)単語が聞き取れるようになったら、Podcastなど音声での訓練もいいと思います。
英語圏のプログラムはもちろん、「バイリンガルニュース」もぜひ試してプログラムです。
バイリンガルニュースは英語ネイティブと日本語ネイティブが英語と日本語を使って気になる話題を語り合うスタイルなので英語が聞き取れなくてもその後の日本語でなんとなく英語で話していた内容が推測できるし、日本人女性が話す英語は聞き取りやすいのでリスニングに慣れる手段としても使えます。
よかったら試してみてください!