英会話を身につけるために学校に通いたいけどなかなか時間が取れなかったり、小さなお子さまがいてお家を離れられなかったり、あるいはどの学校にいったらいいのかわからない、、、などの理由で学校に行かずに独学で英会話を身につけたい方は少なくありません。
英語に限りませんが、独学はたいへんです。でも英語は独学に向いています。また、日本で学習するなら英語環境で生活できない分、絶対に独学(自主学習)は必要になります。
独学はモチベーションを維持するのがたいへんですし、やらなきゃいけないとわかっていてもどうしても怠けがち。たしかにいろいろと課題はありますが、無理ではありません。わたしは英語をほぼ独学で学習しているので、経験からちょっとしたコツをお伝えします。
1.時間を作る
まず、独学で英会話をやろうとすると、そのための時間をつくります。1日24時間を増やすことはできないので、それまでの時間の使い方を変えないといけません。ここでオススメなのは、時間の使い方を変えずに英会話の時間を作るより、それまで別の何かに使っていた時間を英会話に切り替えることです。つまり何かを止めます。
例えばテレビを観ることを止める。
仕事から帰ってきてまずテレビのスイッチをつけているなら、それをやめてしまう。当然テレビは観られないのでやることがなくなります。その時間を英会話にあてます。
あるいは通勤・通学中に読書をしているならそれを止める。そしてその時間を英会話テキストを読む時間にあてる。
ちょっとした犠牲は伴いますが、プラスオンで英会話学習の時間を作るよりずっとかんたんです。
2.スマホを活用する
スマホはふだんから肌身離さず持ち歩くので、細切れの時間を使うのに最適です。5分でも10分でも、あるいは60分でもスマホはよい学習パートナーになります。
また、「さぁやるぞ」と机に向かうのは準備がいりますが、待ち合わせで友人を待っている間や行儀はよくないですが食事中などにもすぐに使えるのもスマホのよい点です。
ポッドキャストなどを使ってスマホをリスニングの訓練ツールとして使うのはもちろんですが、最近はますます英語学習向けのアプリやサービスが充実してきました。
英会話にはリスニングに加えて語彙・文法・表現・発音などが必要ですが、これらすべてスマホで訓練できます。
語彙は英単語アプリがたくさんありますし、文法や表現については最近スマホのアプリを使ってチャットできるサービスが続々登場していますのでこれらを強くオススメします。
チャットはリスニングが苦手でもわからない単語は調べたりチャット相手に聞けるので問題ないですし、会話ベースのためふだん自分が使う単語や表現が中心になるため、ご自身が必要とする語彙を効率よく身につけられます。やみくもに英語表現のテキストの表現を覚えてもいつ使うのかわからなければなかなか定着しません。チャットアプリについてはこのブログでも何度か書いていますし、これからもちょくちょく取り上げる予定です。
発音は(これもブログに書きましたが)iPhoneであればsiriを英語モードで使ったり、AndroidでもGoogleのサービスを使うことで、自分の英語が英語圏のそれと比べてどうなのか、を確認できます。
パートナーを付けずとも、英会話の独学はここまでできるし、これを日常的に続けると相当の実力がつきます。
あとは実際にそれを会話の中で試す場として、Skype英会話を使ったり、外国人が集まるカフェに行ったりすると、次の課題が見つかってさらに効率よく英語力が高まっていきます。
わたしは英会話を上達するポイントはなによりも「継続」だと思っています。そして継続するためには「手軽」である必要があります。その点でここに挙げた方法はオススメですし、わたしはこの方法でかなり上達しました(スマホアプリでチャットするようになったのは最近ですが)。
1ヶ月だけ、とか区切って初めて見るのもよいかと思います。
続けることが大切ですが、そのためにはまず始めないといけません。ぜひ今日からやってみてください。

人気の投稿:
- 日記が面倒ならチャットアプリがおすすめです。 3ビュー
- イギリスの幼児向けチャンネル”CBeebies”が楽しい。 2ビュー
- 日本人バックパッカーが少ない理由。 1ビュー
- 使う言語と性格は関係あるのか。 1ビュー
- バイリンガルは性格が2つ? 1ビュー