英語ベビー&キッズシッター・ネイティブ家庭教師・ママ英会話@神奈川・東京

BB ビー・ビー.

BLOG

2013.12.17旅行

バックパッカー少ない
みなさんは今年海外に行かれましたでしょうか。2013年、海外旅行者数は前年に比べ大幅に減っているとか。人口が減れば全てにおいて絶対数が減るのでその分減少するのは自然ですが、人口の減少幅を上回っての減少のようです。

日本に比べて海外では特に若い人たちが海外に向かうのは一般的なようで、諸外国では大きなリュックを背負ったいわゆるバックパッカーをよくみかけますが、日本人でそれをやっている人は多くありません。欧米人に比べなぜ日本人のバックパッカーが少ないのか理由を考えてみました。

お金がない

最近では若干上向いていると言われていますが、好景気を実感できるとはいいがたく、旅行に使うお金を捻出するのは大変です。まして学生だとなおさらで、ケータイやファッションが優先されるのかもしれません。アジアでは特に日本に比べて物価が安いものの、航空券は数万円するのでたしかにキツイ。

外国への興味がない

日本で十分に楽しいし美味しいご飯も安く食べられるし海外に行く意味あるの?といった感じでしょうか。パリのエッフェル塔が美しいのも、バンコクのカオスな賑やかさも知っているが、だからといってそこに行く必要がない、という考えもありだと思います。

一人行動が不安

バックパッカーは一人で行うことが一般的です。宿探しも道に迷ったときも当然ひとりで行わないと行けません。日本でもなかなか大変な作業を異国の文化も言葉も違う環境でやるハードルは高い。体調が悪くなることもありえますし、現地の病院に行くなんて旅行慣れしていても不安です。

衛生的にムリ

バックパッカーの行き先としてその安さゆえにアジアが人気です。しかしそういった国々は衛生的にまだまだで、「ここで用を足すくらいなら我慢する」レベルのところも少なくありません。主要な駅でさえもそんなことは珍しくありません。日本でさえも他人のトイレを使えないひともいるらしいので、衛生面でかなり妥協できないと身動きできません。

言葉が不安

英語ができるひとが増えているとはいえ、英語が通じないエリアもやっぱりあるし、まして英語に不安があるとなかなかバックパッカーやろうとするのは勇気がいります。もちろん言葉がまるでダメなのに海外を満喫することも、あるいは現地で語学を修得したなんて猛者もいますが、それはやっぱり特別なケースです。
諸外国は電車で行ける距離が外国だったり衛生的な面でそれほど差がなかったりでバックパック旅行に抵抗がないのかもしれません。語学は欧米人は英語ができることは普通だしアジア各国も観光地では通じるところが多いので壁にならないですね。

わたし自身はバックパッカー賛成派なので、日本人ももっとバックパッカーとして世界を旅してほしいと思っていますが、上記のように理由を考えていくと周りが「いいよ」と言っても「じゃあ行ってみる」とはなりにくそうです。ただ、「外国への興味がない」については解決できる可能性がいちばんあると思っていて、最近は便利なウェブサービスもたくさんあります。

例えば「tripadvisor」には信頼できそうな口コミがそろっているし、「trippiece」ではソーシャルを利用したオリジナル旅行が企画できます。日本ではまだなじみがないですが、ホテルではなく個人宅を宿として借りる「Airbnb」は世界で人気です。

あとは言葉に関しても国をあげて英語教育を推進していくので今後は解決していくと思います。もちろんわれわれもそれをちょっとでもアシストできるようがんばります!!