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2016.02.19なんでも ,文化

成毛眞氏の著書「日本人の9割に英語はいらない」を読みました。

本書冒頭にありますが、「9割」という数字には根拠があり、ほんとうに英語が必要とされる人口を計算式により1割としています。

もし成毛さんのいう人たち「だけ」が英語が必要だとしたら1割なのかもしれません。

が、やっぱりわたしは英語が話せる日本人は多い方がいいと考えます。

成毛さんが英語が(ほとんどの日本人に)不要だとする理由は
・英語は必要になったらやればいい
 ・英語(そのもの)は教養ではない
 ・仕事や人間性の優劣に英語は無関係
 ・日本語を誇るべき
 ・英語より読書が必要
といったところでしょうか。 賛成できる部分もあるのですが、「=英語不要」とするにはちょっと乱暴な気がします。

わたしは英語に携わる事業を行っていますが、日本語より英語が優れているとは思っていません。

日本人として日本語はやっぱり大切ですし、世界が国際化すればするほど言語を含めた自国の理解が必要になってくると思っています。その上で「英語」を習得・理解することが重要であるという考えです。

英語は手段であり「教養」というにはちょっと違うという点には同意です。成毛さんは「英語が得意というのは記憶力がいいだけと言っているとの同じ」としていますが、多少言い過ぎだとは思うものの「やればできる」という点では「記憶力」が重要なのかもしれません。

「英語ができる=頭がいい」は半分同意・半分反対です。

ある程度の年齢を過ぎてから英語を学習する場合、上述のように記憶力に加えて「効率的に英語を学習する」ことが必要になるため、そういう意味での「頭のよさ」も必要になってくると思うためです。

英語公用化に伴い外国人の採用が増えていることについても「日本人より外国人を多く採用する企業ばかりになったら若者は海外に行く」と書かれていますが、「若者が海外に逃げる」場合もほとんどの場合は英語が必要になるはずです。

本書を読んだ後でも、英語だけではもちろんダメだけど「英語もできるならやっておいた方がいい」と思います。

「必要になったらやればいい」んですが「必要になってからでは遅い」ケースもあります。

勤務先や生活環境が嫌になってから「よし英語やろう」と決めて英語を習得する人は多くないはずです。英語にまったく触れていなければ「海外に行こう」とか「英語やろう」という発想は出てきません。

「必要になったらやる(できる)人」はもともと英語(や外国語)ができる、あるいは関心があって「やればできる」と思っている人じゃないでしょうか。

本書では終盤にあるおすすめ書籍についての記述の中で「本を鵜呑みにするな」といったことも書いてありました。「英語がいらない」と考える人もいる、程度に読むのもありかもしれません。

一方で同じく終盤に書かれている「英語を学習する人に向けてのアドバイス」はとてもいいです。ものすごく参考にしたいものばかり。

中でも「英語はマンツーマンでないと身につかない」は全身で同意します。

英語に関心がある方にもない方にもおすすめです。