英語ベビー&キッズシッター・ネイティブ家庭教師・ママ英会話@神奈川・東京

BB ビー・ビー.

BLOG

2016.11.10なんでも ,文化

日本語を母語として生活していると日本語のことを深く考える機会はあまりないですが、いざ外国人視点で日本語を考えると日本人でもまだまだ日本語について知らないことばかりであることに気付かされます。

日本語教師を務める方が書かれた「日本人の知らない日本語」という本は日本語のルーツや本来の使い方、外国人が抱きがちな日本語への疑問などが漫画で書かれており、とても楽しく日本語が学べます。学ぶというより「発見」と言ったほうがいいかもしれません。

ものの数え方

例えば「てぶくろ」の数え方をご存知でしょうか?恥ずかしながらわたしは知りませんでした。あるいは船もその大きさによって数え方が違うことやスキー板の数え方もこの本で知りました。

ものを数える単位は「助数詞」というそうで、英語やドイツ語にはなく、日本の他には中・韓・タイ語にはあるそうです。

日本人はイタリア語やドイツ語の名詞に性別があることに戸惑いますが、この助数詞のように日本人にとって当たり前のことがそうではないことがわかるのも新鮮ですね。

ひらがなはかつて複数の同一音があった

今でも「お」と「を」のように同じ音でも異なる文字を使うことがありますが、かつては多くの音で複数のかながあてがわれていたとのこと。しかも明治時代までは1文字1音でないかなもあったようで、同じく明治時代にかなは一音一字が標準になったようです。

おもしろかったのは「お」と「を」の歴史。それぞれの発音や使い方がどう変化してきたかだけでなく、「を」の存在理由はちょっと衝撃的でした。

 

ほかにも「です」「ます」の成り立ちとか、「しゃもじ」や「おなら」の由来など、日本人は気にしたこともないけど言われてみると知らないっていう情報が満載です。

「日本人の知らない日本語」- 蛇蔵&海野凪子 – 

日本語の奥深さとおもしろさが分かる良書でした。