翻訳技術の発展がとんでもないですね。
例えば先日、Google翻訳がアップグレードして人間が行う翻訳にさらに近づいたようです。
engadgetの記事をご紹介します。
Googleの発表によると、NMT搭載の新しいGoogle翻訳は、これまで分節ごとに区切って翻訳していたのを改め、文章全体をみて翻訳作業を実行するようになったとのこと。つまり文脈を理解した上で訳すことで、そのときによって微妙に意味が変化する単語を適切な言葉で表現できるようになったと言えそうです。
via engadget 日本版
Google翻訳はリアルタイム翻訳も可能で、対象の言語にカメラをかざすと瞬時に翻訳してくれます。わたしが試したところ精度はまちまちですが未来感はすごいです。
また、まだ商品化はされていませんが、より同時通訳的なガジェットも登場しそうです。
こういう商品が一般化すればもう外国語の学習は必ずしも必要ではないかもしれません。
ですが、外国語を学習する方は減らない気がしています。むしろ増えるんじゃないでしょうか。
翻訳ツールの発達で外国や外国人とのコミュニケーションの壁が低くなれば、海外の言葉や文化に興味を持つ方が増えると予想するためです。
コミュニケーションだけでなく語学の学習もずっと便利になりますよね。例えば英語しか話せない講師とのレッスンに不安を感じていた方も、こういうツールを使えば安心してネイティブ講師とのレッスンに臨めます。
もともと語学が好きな方はより深く広く学習する機会が得られますし、語学が苦手な方にとっては、語学学習にとっつきやすい状況になりますね。